経鼻内視鏡について
内視鏡（胃カメラ）は細くて、苦痛が無いに越したことはありません。
また、皆さんは何のために内視鏡を行うのですか？
もちろん咽頭がん、食道がん、胃がんなどが無いか、また早期に見つける為に行うのです。
その為には、よく見えるカメラで苦痛が多少あるのと、あまり見えないカメラで苦痛のないのではどちらを選びますか？
内視鏡の目的を考えれば答えは見えてきます。
細い経鼻内視鏡は昔に比べ断然画像が良いとおっしゃる方
それではなぜ、まだ経鼻内視鏡と普通のカメラが存在するのでしょうか？
そんなに楽に内視鏡を受けられて、画像も口からと変わらず良くなったといわれるのに、
どうして大学病院や大病院で経鼻内視鏡を推さないのか？
不思議ではありませんか？
答えは一つです。
口からの通常の内視鏡の方がよく見えて、特殊な機能が使え、処置もしやすいからです。
一番良いのは、いいカメラで、苦痛のない内視鏡が患者さんにとって貢献していると言えるでしょう。
当院では苦痛を少なく、良いカメラで内視鏡検査を行い、早期発見、早期治療に努めています。